
「文化の違いは理解した。でも、結局どう振る舞えばいいのかわからない」
「知識はあるのに、現場の異文化摩擦を解消できない」
概念やモデルを学んだ後に、多くの人が直面するのがこの「実践」の壁です。 この壁を乗り越え、異なる背景を持つ人々と協働して成果を出すための具体的な能力を体系化したものが、CQ(文化知性)の「4つのコンピテンシー」です。
成果を出すための「4つのサイクル」
CQは単なる知識量ではありません。以下の4つの要素がサイクルとして回ることで、初めて実効性のある力となります。
- CQ Drive(意欲): 異文化人材との協業意欲の有無
- CQ Knowledge(知識): 異文化に関する知識・自己バイアスの理解
- CQ Strategy(戦略): 異文化接点に関する設計力獲得
- CQ Action(行動): 異文化協業の実践と積み重ね
なぜ「4つ」が必要なのか
どれか一つが欠けても、組織文化の壁を突破することは難しくなります。
例えば、どんなに「知識」があっても「意欲」がなければ行動に移せません。逆に「意欲」と「行動」だけがあっても、「戦略」がなければ、良かれと思った振る舞いが逆効果になるリスクもあります。
この4つをバランスよく高めていくことで、どんなに未知の企業文化に飛び込んでも、パニックに陥ることなく、自分らしさを保ちながら周囲を巻き込んでいくことが可能になります。
このブログではこれから、これら4つのスキルを日々のビジネスの中でどう磨いていけばいいのか、具体的なメソッドを紹介していきます。
CQは、才能ではなく「スキル」です。 正しいトレーニングを積めば、誰でも、いつからでも高めることができます。多様性を「面倒なもの」から「最強の武器」へと変える旅を、さらに深めていきましょう。