Glossary

違いに対する個人の世界観(耐性、マインドセット)を測定するアセスメント。文化に対する発達段階を5段階(拒否ー二極化ー最小化ー受容ー適応)に分類し、自身の現段階を認識する。たとえば、自分も自分と文化的背景の違う同僚も同じ職種のプロなのだから、プロとして自然体で向き合えばよい、といった自分自身のスタンスと、それがもたらす効果や副作用を理解できる。同じ組織単位の平均点を出すことも可能であり、各組織が持つ文化的特徴とそれがもたらす効果・副作用も把握できる。

各種アセスメントをベースに、CQコーチング資格を保有するプロフェッショナルコーチが個人とじっくり向き合う。コーチは、個人の嗜好性を形成した経験や価値観を対話により紐解くと共に、よりクリエイティブにリーダーシップを発揮するための伴走をする。
個人のCQ力を測定するアセスメント。 CQを構成する4つの要素が点数化され、自身の強みと課題を把握できる。たとえば、自分は異文化の人間と働きたいという欲求は持っているが、そうした環境で働くための知識は不足し、どのスキルを伸ばすべきかが分かる。組織単位の平均点を出すことも可能であり、各組織が持つ文化的特徴や課題も浮き彫りになる。

個人の文化嗜好性と、比較したい6つのの国民文化の価値観を客観的に比較するアセスメント。たとえば、自分は英国人であるが、ブラジル人の国民文化と価値観が近いといったことが分かる。自分の文化的嗜好性を理解することで自己認識を深めると同時に、異なる文化的価値観を持つ人が自分をどのように解釈するかに気づく。

”違い”を知り、認めることで、どのようにビジネス機会が広がるのか、どのような自己成長ができるのか、実例に基づいてその価値を知る。同時に、”違い”を邪魔もの扱いすることで失うビジネスチャンスや成長機会の喪失、自身のアンコンシャスバイアス(無意識に持つバイアス)についても自覚を促す。
文化の違いと共通点を把握するフレームワーク(基礎文法)を身につける。各文化におけるリーダーシップスタイルの違いを学び、自身のリーダーシップの幅を広げ、文化、状況、相手毎に変幻自在なリーダーシップを発揮する土台を作る。

実際のビジネスシーンを想定し、CQを活用した交渉、会議ファシリテーターなどの相手の立場に立ったロールプレイングを行う。日々のコミュニケーションや意思決定の場において、CQの力を使いこなす能力を養う。CQプロフェッショナルから、行動特性に関するフィードバックをもらうことで、実践でCQ力を活用できるレベルに到達する。

一連のアセスメント、Campを通じて見えてきた組織の特徴(強み、弱み、課題)をCQプロフェッショナルが診断し、今後の強化ポイントをも見える化する。個々のリーダーのサクセッションプランや、メンバーの行動計画の策定も支援する。
相手と自分の文化を理解した上で、リーダーとして様々なタイプの人を巻き込み、ビジネスを推進していく力を習得する。たとえば、ギリシア人の部下に指示を出す場合と、中国人の部下に指示を出す場合で、どのような点に注意すべきかといったスキルを身に着ける。具体的なビジネス場面においてどのようにその状況を分析、判断したかを共有し、CQプロフェッショナルからその分析内容にフィードバックを得ながら、リーダーシップを高める。