「しっかり伝えたはずなのに、なぜか伝わっていない」
異文化環境での仕事では、こうした経験が繰り返されることがあります。言語の問題ではなく、「伝え方の様式」が相手の企業文化と合っていないことが原因である場合がほとんどです。
異文化環境での仕事では、こうした経験が繰り返されることがあります。言語の問題ではなく、「伝え方の様式」が相手の企業文化と合っていないことが原因である場合がほとんどです。
CQ Actionが問うのは「知っているか」ではなく「できるか」
CQ(文化的知性)の4コンピテンシーの一つ「CQ Action(行動)」は、異文化的な状況において言語的・非言語的な行動を実際に調整できる力を指します。異文化についての知識があっても、いざ現場で適切に振る舞えるかは別の話です。CQ Actionは、その「知識を行動に変える力」です。
具体的には、発言の直接性・間接性の調整、声のトーンや間の取り方、会議での発言タイミング、合意の示し方など、日常的なコミュニケーションの「様式」を意識的に変える能力を含みます。
「正直に言う」と「伝わる言い方をする」は違う
企業文化によって、効果的なコミュニケーションの形は大きく異なります。率直さを美徳とする文化では、遠回しな言い方は「不誠実」や「優柔不断」に映ります。一方、関係性を重視する文化では、直接的すぎる表現は「配慮がない」「攻撃的」と受け取られることがあります。
異文化環境で影響力を発揮するためには、「自分の考えを正確に言う」だけでなく、「相手の文化的文脈の中で伝わる言い方を選ぶ」という視点が必要です。これは自分の意見を曲げることではなく、伝え方の引き出しを増やすことです。
「引き出し」を増やすための実践
CQ Actionを高めるには、まず自分のデフォルトの振る舞いを知ることが出発点です。自分が「当然の伝え方」だと思っていることが、実は企業文化に規定されたクセである場合があります。そのクセに気づいたとき、初めて「別の伝え方」を選べるようになります。
Lincqordでは、CQ を基盤とした異文化環境でのチームビルディング支援を行っています。「伝わらない」を「伝わる」に変えるための具体的なアプローチを、ぜひ一緒に考えてみませんか。




