BLOG: 異文化環境で成果を出すチームの「振り返り」習慣

「なんかうまくいかなかった気がするけど、なぜかはわからない」
異文化環境での仕事の後に、こうした感覚を持ったことはないでしょうか。その「なんとなく」を放置せず言語化する習慣こそが、異文化での成果に直結します。

CQ Strategyとは何か


CQ(文化的知性)の4つのコンピテンシーの一つ「CQ Strategy(戦略)」は、異文化的な状況を事前に計画し、経験の中で気づき、振り返って学ぶ力を指します。異文化についての知識を持っているだけでは不十分で、その知識を活かして「どう動くか」を意識的に考えるメタ認知の力です。

CQ Strategyが高い人は、異文化との接触を前にして「どんな違いがあるかを予測する」「実際の反応を観察する」「終わった後にズレを振り返る」といったサイクルを自然に回しています。

 「違和感」を放置しないことが、チームの資産になる


異文化環境の中で生じる「違和感」は、企業文化の違いが表面化したサインです。しかし多くの場合、この違和感は「文化の違いだから仕方ない」として片付けられるか、そもそも言語化されないまま終わります。

成果を出すチームが実践しているのは、この違和感を丁寧に拾い上げることです。「あの場面で相手がなぜそう動いたのか」「自分の反応はどういう前提から来ていたのか」を問い直すことで、次の場面での準備ができます。これは個人の内省にとどまらず、チームで共有することで組織文化として定着していきます。

 振り返りを「習慣」に変えるために


CQ Strategyを高めるためには、特別なトレーニングは必要ありません。1on1や会議の後に「今日の異文化的なやりとりで気になった点はあったか」を問うだけで、チームの学習サイクルは動き始めます。


Lincqordでは、CQを軸にした組織開発支援を行っています。「振り返る文化」を企業文化として根づかせるためのアプローチを、一緒に設計してみませんか。

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